2016年6月17日金曜日

闇の中で怪しく光るTWE-Lite

 我が家の戸締りチェッカーは、親機がRaspberry Piのある2階であるのに対し、子機は主に1階に設置してあります。子機の全てを親機だけでカバーできないので、親機の真下に当たる1階の部屋に、中継器を置いてあります。使わなくなったPHSの充電器を再利用し、三端子レギュレータで3.3Vの電源を供給しています。
 中継器としては電源つなぐだけでも事は足りるのですが、それだけでは動いている実感が無いので、PWMにLEDをつないで明滅させるようにしています。

 この中継器のソースも、githubで公開しています。

2016年6月8日水曜日

トランシーバーの電池もち見積もり

 TWE-Liteで作ったトランシーバーの電池もちは、およそ3か月以上と見込んでいます。算出の基にした数値は、以下の通りです。
TWE-Lite Warm Sleep(uA)2
TWE-Lite 待機起床時(mA)17
起床間隔(sec)1
起床時間(ms)32
TWE-Lite 受信時(mA)80
TWE-Lite 送信時(mA)20
1通話あたり送信秒数15
1通話あたり受信秒数15
通話回数/日5
単3エネループの容量を2000mAhとすると、130日で電池が空になります。

 電池の消費割合を時間帯別に集計すると、下のグラフのようになります。

 スリープ中の消費は1%をはるかに下回り、1秒毎に32msの受信待ちを行う待機中起床時の消費が大半を占めています。
 起床間隔と起床時間の長さが電池もちを決定づける主なパラメータです。これらは、電池もちと応答性という相反する要求に直結しています。
 受信時はアンプでスピーカーを鳴らすため、消費電流が数十mA~100mA前後と非常に大きくなります。この部分の割合は、使用状況によって大きく変動します。

2016年6月6日月曜日

トランシーバーの回路を再検討中

トランシーバーの回路を見直しています。
イヤホンでなくスピーカーからの出力を可能にしながら、マイクをコンパクトなMEMSマイクにしてオペアンプを省略し、電解コンデンサーを減らしたら、このようになりました。
MEMSマイクとオーディオアンプを使ってオペアンプを省略した回路図
トランシーバーの回路図

ブレッドボード上で組んでみた感じでは、出力は全く問題なし。オペアンプのLPFより低ノイズで聞き取りやすいです。
マイクのゲインが、コンデンサーマイク+オペアンプに比べると、やや物足りない印象です。

2016年6月5日日曜日

TWE-Liteを使った電池ながもちトランシーバー完成

 TWE-Liteを使ったトランシーバーの初号機セットが完成しました。
今回のプラスチックケースは、タカチのLC115H-M2を使いました。
トランシーバーのセット
中はスッカスカです。
適当なケースさえあれば、もっとコンパクトにできそうです。
裏ぶたを開けたところ
TWE-Liteは前面に実装しています

 アプリケーションは、サンプルアプリのApp_Audioを間欠受信に改造したものを書き込んであります。設定が楽になるように、オートペアリングも実装しました。

2016年6月2日木曜日

自転車ビーコン電池交換

 今年もMaker Faire Tokyo 2016に出店応募しましたが落選しました(;_;)。

 2月中旬に入れた電池が一昨日から残量警告状態になったので、今朝交換しました。100円ショップのアルカリ乾電池で3か月半持ちました。
応答性向上のため、スリープ間隔を2秒に短縮して使用しています。3か月以上持ったので、この設定をデフォルトにしようと思います。今使っている送受信機ペアは好調で、呼んでも応答がない空振り状態になった記憶がありません。百発百中で応答があります。