2015年4月20日月曜日

自転車発見器に新機能 タッチでメロディ切り替え

 TWE-Liteのサンプルアプリとして公開されているApp_Melodyは、DI1-DI4に対してメロディーを割り当てて、3+1(停止)種類のメロディーを鳴り分けるようになっていました。App_Melodyを改造した自転車発見器では、送信機のボタンが一個しか無いため、DIの番号による鳴り分けはできません。メロディーは1種類に固定されています。
 これではつまらないので、メロディーをEEPROMから読むように改造し、独自に定義したメロディー更新のパケットによってメロディーを書き換えられるようにしました。これでメロディーは自由に選べるようになりました。しかしこの方式では、メロディー書き換えのためにPCが必要になります。また、書き換え用のパケットを送る操作は、プログラマーでなければ到底できそうにない難解なものでした。

 自転車発見器はTWE-Liteの入出力の一部しか使用していません。未使用の入出力端子のうち、送信機のDI4にリードスイッチを接続して、受信機に仕込んだ磁石にタッチしてスイッチONするという使い方を追加しました。App_Melodyの既存機能により、DI4はメロディーの停止に割り当てられています。これをリードスイッチでONにすると、タッチ操作で再生中のメロディーが止まるようになります。 これだけならリセットスイッチと大して変わりはありませんが、さらに、DI1に接続したタクトスイッチを押しながらタッチすると、タクトスイッチのDI1とリードスイッチのDI4の同時押しができます。この場合の処理として、送信機からメロディー書き換えのパケットを送ることにしました。

 我ながら、面白い機能が出来たと思います。今まではメロディーを止めるために受信機のリセットスイッチを押していましたが、リードスイッチでメロディーを止められるようになったので、受信機のリセットスイッチは廃止しました。

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