2014年9月14日日曜日

TWE-Liteの子機間欠モードで受信動作した場合の消費電流

 子機間欠モードの受信動作は、sToCoNet_AppContext.bRxOnIdle を有効にするまで成功しなかった。このフラグの説明には、
  • 無線回路アイドル時も受信回路を動作させます。
  • 受信時は常に受信電流を消費します。
と書かれている。これだけ読むと、スリープさせても受信回路が起きていて電流を消費しまくるように受け取れる。受信動作中のTWE-Liteの消費電流は約17mAなので、こんなんでは間欠モードの受信動作は使えないと思えるが、やってみたら、実はそうではなかった。
 テスターで図ったところ、bRxOnIdleをTRUEに変えても、スリープ中に大きな電流を消費することは無かった。ブレッドボード上に回路を組んだ状態での実測値は1.9μAと、とても小さかった。どうやら、bRxOnIdleを有効にしても常時動作をするわけではなく、結局、スリープが解除されている間しか受信は行わないようだ。これは、スリープ中に親機からパケットを送っても反応しない事実とも矛盾しない。

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