2011年5月26日木曜日

IDEOS X5(U8800H)のファームウェアを更新

私が購入したIDEOS X5は、香港向けに出荷された物です。

  • USBテザリングは出来るが、ポータブルWiFi AP機能は無効化されている
  • ゲームやコミュニケーションサービス等のプリインストールアプリが山盛り
  • プレインストールアプリは香港でしか使えない物が多く、Android標準の物以外は、ほぼ全てが邪魔

という、そのままではかなり使いにくいものでした。WiFiテザリングは、待っていればそのうちサポートされるかなと思っていましたが、プリインストールアプリの邪魔臭さには辟易しました。これらは、roマウントされたファイルシステムにあるため、通常の方法ではアンインストールも出来ません。
最初は、/data/system/packages.xml を覗いて消したいアプリの当たりをつけ、root化&rw remountをした後にapkを消して無理やり削除していきました。しかし、.apk以外のファイルが一緒にインストールされているアプリもあったりして、アンインストールが不完全なのは明らかでした。

間もなく、新しい中国向けファームウェアでWiFiテザリングが可能なったという人が巨大掲示板に現れました。
IDEOS X5には、各国の事業者別にアップデート用ファームウェアが用意されていて、
いくつかは、http://wiki.modaco.com/index.php/Huawei_Firmware_U8800 にリストアップされています。U8800H用としてはマレーシア向けのファームウェアが比較的新しそうだったので、Malaysia MAXIS用に入れ替えてみたところ、見事にWiFiテザリングが有効になりました。

しかし、Malaysia版にした後、唯一の購入済みアプリであるToriSatと、青空文庫を読むための縦書きビューワがサポート対象外になってダウンロードできない事に気づきました。それではと言うことで中国版にしてみたのですが、こちらも駄目。さらにHuaweiの中文サイトを探した結果、Overseas General versionのファームウェアがありました。これを入れると、ToriSatのダウンロードが可能かつWiFiテザリング有効という、申し分の無い状態になることがわかりました。日本でIDEOS X5を使う人には、とってもオススメです。

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